2012年12月30日日曜日

"12  釣果 12月


釣具考
 上の写真は普段私がよく使っているロッドとリールである。ロッドはS社の振出式ルアーロッド、ソルティーショット906ML ーT、リールは同じくS社のバンキッシュC3000HG。ラインはS社のパワープロ2.25号である。
 これらの釣具を使っていて普段感じた事を載せてみたい。
 
(1)ロッド                      
 各メーカーからいろんなロッドが出ているが、私がロッドを選ぶ1番目の基準は、私の車のトランクに横置き出来るかどうかである。私はいつでも釣りに行けるよう釣具は普段トランクに置いている。トランクの幅が約140㎝なので9フィート以上の2本継ぎのロッドはほとんど入らない。3本継ぎのロッドか、振出しのロッドしか入らない。しかしこの様なロッドは各メーカー共とても少ない。磯釣りのロッドはほとんど振出し式であるが、ルアーロッドはほとんど並継ぎロッドである。強度の問題が有るのか、どのメーカーも種類が少ない。私のロッドは上記のソルティーショットMLであるが、5㎏位のガーラであれば充分対応出来る感じがする。価格の割にはとても気に入っている。並継ぎとほとんど変わらない。もっと振出しルアーロッドの種類を多くしてほしいと思う。
(2) リール 
 リールは本当に軽くなり、ドラッグ性能も善くなった。しかし部品が多くなり構造も複雑になって、自分で分解修理するのが難しくなった。
(3)ルアー
 以前に比べ種類も多くなり、選ぶのに迷う事が多くなった。しかし、フックが弱いのはあい変わらずで、ガーラ釣りにそのまま使うと伸ばされてしまう事が多い。私の場合購入したほとんどのルアーを太めのフックに替えている。磯釣りのロッドには沖縄向けのロッドも在るのだから、ルアーにも沖縄向けバージョンがあってもいいと思うのだが。
 
釣況
 12月はミジュンが入って来たり、行方不明になったりで安定しなかった。しかし、いったんミジュンが入るとガーラも待ちかねていた様に大暴れする事が多かった。脂も乗りはじめ美味しくなってきている。 

12月8日
 ミジュンが帰って来ました。11月16日から行方不明になっていたミジュンがやっとやっと帰ってきました。


12月9日











オニヒラアジ  60cm 2,4㎏  早朝  AP
 前日ミジュンが帰ってきていたので少し期待しながら出かけた。ポイントには釣仲間のYさんも入っていて前日の話をしながらキャスティングしていたが、明るくなってみるとなんとミジュンがいない。それでも、もしかしたらと思いキャストを繰り返していたらいきなりガツンと来た。しかし、ドラッグをゆるめにしていたので数回転ラインを出した後テトラ方向にダッシュを始めた。あわててドラッグを締めたが間に合わずテトラの中に入られてしまった。そこでベールを開けフリーの状態にしたら沖に向かって動き出したが、どうもテトラか貝に絡まっているようで、ラインがゆっくりづつしか出て行かない。波が高かったがテトラに登るしかない。しばらくテトラの上でラインを引っ張ったり出したりしているうちに何とか絡みを外せたので、そのままフリーの状態でガーラを沖に出し、その間ランディングしやすい場所に移動する。ガーラも絡まっている状態のときに力を使い果たしたのかそのまますんなり上がってきた。あのテトラでは何度もやられているが今回初めて取り込めた。久しぶりにドラッグの音を聞き、ガーラの引きを楽しめたのだが、ミジュンさんはどこへ行ったのだろうか。


12月14日 
小さな群れであるが、ミジュンが帰ってきた。1昨日から今日まで3日間晴天が続いている。前回12月8日に帰って来た時も3日間位晴天が続いていた。太陽が照って水温が上がると、餌となるプランクトンが多くなるのだろうか。


12月16日













オニヒラアジ(上) 62cm  2、5㎏ 早朝 AP
オニヒラアジ(下) 59cm  1,9㎏ 
 ミジュンが戻ってきてもこの2日間は波も穏やかでガーラの気配が全くなかった。しかしこの日は天気予報で少し波がでるとの事で朝からワクワクしながら出かけた。少し明るくなりかけた時真下の海の色が黒くなっているので、キャストしてみるとガツンと写真下のガーラがヒットした。小さいけれどなかなかのパワーで、テトラに向かってぐんぐん引いていったが片方の手でドラッグを止め強引に抜き上げた。
 その後ミジュンが入っていった浜辺近くも良い濁りで、満潮も9時頃なのでそれまで待つつもりで移動したら、すぐにガーラの大群が暴れだした。2投目で写真上のガーラがヒットした。これもなかなかの引きでした。その後も何度か暴れたがヒットさせるまでには至らなかった。
充実した朝でした。


12月20日













オニカマス  65cm 1,5kg 早朝  AHP
 釣友達のKさんから新しいポイントにミジュンが入っているとの連絡が入り、3日前から通っているのだがガーラの姿はまだ見えない。しかしミジュンが入ってくる時はカマスがガンガン当ってくる。ほとんどリリースしていたのだが、このカマスは弱っていたので持ち帰って食することにした。私は元々長いものは釣るのも食するのも、あまり好きではない。カマス、タチウオ、ダツ等々。しかし今回食してみたら淡白な味でなかなか美味しかった。これからは少し大きめのものは持ち帰ることにしよう。


12月28日













オニヒラアジ  68cm  3,0㎏  早朝 AP
 早朝夜が明け辺りが見渡せるようになり、ミジュンが入って来るのを待っていたら、少し沖目の海面がモアーとなった。明らかに風による波紋とは違う。すぐにキャスト。ガツン。来ました。ギー、ドラッグが鳴りラインが出ていく。なかなか止まらない。2回目のランをなんとか止め巻きあげにかかったがかなり重い。ロッドが曲がりっぱなしでポンピングが簡単には出来ない。もしかして大型のタマンか。なんとか護岸近くまで寄せたら銀色の魚体が見えた。ガーラだ。波に乗せランディング。フックが腹にかかっていました。腕が疲れました。                               その日の夕方も再度ヒットしたが強引に抜きあげようとしてフックが外ればらしてしまいました。        



12月29日













オニヒラアジ  62cm  2,5㎏  早朝 AP       
 ミジュン出勤時にガーラが暴れたがヒット出来ず、正月用のミジュンをねらって投網とロッドを持って砂浜へ移動。投網を準備しているとガーラが大暴れ。数回キャストしたらヒットした。フックがエラの中にかかっていたがどういう風に掛かったのだろう?。
その日の夕方もガーラが大暴れ。2回ヒットさせたのだが2回ともフックが外れてしまった。連日のバラシ。


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2012年12月2日日曜日

”12 釣果  11月















オニカマス(バラクーダ)  1m57cm  25kg


釣仲間のKさんがいつものポイントで釣り上げたカマサー(オニカマス)です。リーダーがフロロカーボンの6号だったので、無理せずに護岸を行ったり来たりしながら30分ぐらいかけて釣上げたそうです。
すごいKさんおめでとうございます。
kさんとはいつもは一緒に釣行に行くのですが、その日は私は行けなくて同じ釣仲間のIさん、IKさんが一緒だったようです。しかし3人でも上げるのは大変だったみたいです。釣り上げた後も、家までもって帰るのに軽トラックを借りたり、一日がかりで捌いたり、釣行後の作業も大変だったようです。
私も直接ファイティングシーンを見たかったなー。

写真は釣仲間のIさんのブログから借りました。Iさんのブログではその時の状況が詳しく載っています。投稿タイトルは「モンスター」です。


11月は中旬頃からミジュンが行方不明になり釣況も安定しなかった。3日間位戻ってきていたのだが、その後月末までまだ行方がわからない。昨年も一時期見えなくなったが、別の場所に移動していただけだけですぐ戻ってきた。今回はどこへいったのか全く見当がつかない。
 不思議なことに、沖縄本島の反対側の遠く離れた海岸に入っていたミジュンも丁度同じ頃に見えなくなったらしい。
水温や潮の干満に関係している様な感じがするがはっきりした事は解らない。


11月7日












オニヒラアジ 55cm  1,8kg 夕方  AP
砂浜寄りの浅いポイントで、普段はガーラが暴れてもなかなかヒットしない場所であるが、今日は一発でヒットした。近頃不調であったがルアーを変え、リトリーブのスピードを変えたらヒットした。まだ完全には馴染んでいないが少しづつ復調している様な気がする。脂がのってとても美味しかったです。

11月18日














オニヒラアジ  60cm  2,1㎏ 早朝  AP
ミジュンが2日前から入って来なくなり、ガーラらしき気配も全くなく、他のルアーマンも帰りかけていた時に突然ヒットした。最初は軽い引きだったのでカマスだろうと思い強引に引き寄せたが、護岸近くまで来たら突然暴れだし、なかなかランディングできなかった。帰りかけていた釣友も寄ってきて皆で見ていたら思いがけなくガーラでした。



11月25日












オニヒラアジ  55cm 1,9㎏  早朝  AP
東京の娘夫婦が孫を連れハチアッキー(初歩き。初めての里帰り)で帰ってきていて、ガーラが食べたいと言っていたのでどうしても釣りたかった。未だミジュンは行方不明でいつものポイントには帰ってきていないが、波が高く海況が良いのでひょっとするとガーラが寄ってくるかもと思い気合を入れて出かけた。いつもの場所には4名の先客がいたが私はあえて波の荒い反対側のポイントに入った。波は被るが釣れる確率は高いと思ったからである。明るくなり波をよけながらキャストしていると岸壁ぎりぎりの所で期待通りヒットした。気合と根性の釣りでした。娘夫婦も釣りたてのガーラの料理をとても美味しいと全部食べてくれました。
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2012年11月12日月曜日

釣の移り変わり




沖縄の移り変わり
 先日、倉庫の中を整理していたら写真の茶碗入れが出てきた。よくみると「730 ナナ・サン・マル」のシールが貼られている。このシールを見て何のシールか直ぐ解る方はおそらく45歳以上の沖縄の方だと思う。沖縄は終戦直後から1972年に日本に復帰するまでアメリカの施政権下に置かれた。その間自動車の通行はアメリカ本土と同じく右側通行であった。復帰してからも6年間は右側通行であったが、1978年7月30日をもって現行の左側通行に変わった。このシールは1978年7月30日から交通方法が変わります、という告知のシールである。前日の7月29日午後10時から沖縄全県下で交通止めを行い、交通区分や交通標識、信号など一斉に変え、翌日の7月30日午前6時からは全道路左側通行になった。沖縄県にとっても私自身にとっても大イベントであった。私は当時東京に住んでいたのだが、この歴史的変更を直接見るために沖縄に帰り、浦添市の陸橋の上から国道58号線が左側通行になるのを見ていた。
 「730」でバスも反対側の乗降口になったので、左側ハンドルのバスは中国や東南アジアの国々に売却されたと聞いていたが、以前ベトナムを旅行した時、会社名もそのままで現役で走っているのを見て懐かしくなった覚えがある。
 「730」だけでなく沖縄はこれまで大きな世変わりが何度かあった。通貨も3回変更された。私が記憶している最初の通貨は「B円」である。米軍発行の軍票である。その次が1958年から流通した「ドル」である。「B円」から「ドル」への変更は幼心にも強く記憶に残っている。変更の当日「ドル」が来るということで、通貨の交換所になっていた村役場の近くへ友達と一緒に見物に行った。護衛のジープと共に「GMC」(米軍のトラック)で「ドル」が運ばれてきたが、トラックの荷台には銃をもったMP(米軍警察)が緊張した顔をして何名も乗っていたので、怖くなって家へ逃げ帰ったことを覚えている。そして復帰時には現行の「円」に変わった。
 又、復帰した1972年5月15日までは他府県に行く場合もパスポートが必要であった。私も大学を受験するため72年の 2月東京へ行ったのだが、羽田空港でパスポートを提示し入国審査を受けた。おそらく最後のパスポート世代だろう。
 終戦直後の混乱、施政権の変更=政府の変更、パスポート、「B円」、「ドル」、「円」の通貨の変更、「730」の交通方法の変更、復帰に伴う様々な混乱
・・・・・・・。私の祖母、父や母も含め、沖縄の人たちはよくその変化に対応してきたものと思う。
 今、同じ様な事が全国的に行われたら日本の国はどう言う事になるのだろうか。


釣りの移り変わり
 私が釣りを始めたのが何歳頃だったのかはっきりした記憶はない。小学校の時はもう釣りをしていた。当時はセメント袋や麻袋に使われていた綿糸をほぐして道糸として使い、針を直結し、おもりの代わりに硬い石を結び、竿を使わずそれを振り回して投げる、というきわめてシンプルな釣であった。少し高学年になるとチンブクと言う竹を自分で川から取ってきて乾燥させ、火であぶってゆがみを直した手作りの竹竿を使っていた。リールはなく、綿糸を道糸にし、適度な長さで竿先に結んで、余った綿糸は竹竿に巻きつけ長さを調整していた。ナイロンハリスやおもり、針、サルカンなどは共同売店で売っていたのだが、子供には高価な物だった。ナイロン糸は1ヒロ(約1m50cm)ごと、針やおもりは1個ごとの販売であった。だからとても大事に使っていて針先は鈍くなると砥石で磨き、沈み根に掛かったりすると潜って取りに行っていた。一番良いエサはアーマン(ヤドカリ)であったが、アーマンが無い場合はミミズや護岸の壁沿いにいるふな虫をとってエサにしていた。釣道具を買うためのお金は、空き瓶やくず鉄を拾ってそれを売って稼いでいた。時には祖母と山から薪を取ってきて共同売店に売っていたが、それが一番お金になった。薪一束10セントだったような気がする。
 竹竿は学校へ行く途中のマングローブの中や藪の中に隠しておいて、学校が終わるとそのままエサを確保し河口や海に釣に行っていた。魚は良く釣れた。河口近くではヤマトビー(イッテンフエダイ)やクワガナー(コトヒキ)、海沿いではガーラの幼魚(メッキ)がよく釣れた。それを学校帰りのお土産として家に持って帰ると祖母や母が喜んでくれた。
 私は台風も好きであった。幼稚園の頃の住宅はかやぶき屋根で、台風が来るたびに近所の瓦屋根の家へ避難していたのだが、小学校に入った頃はコンクリート造りの住宅になっていて、台風自体の怖さはあまり無かった。それよりも台風が通過した後朝早く海に行くと、台風の波でサンゴ礁に打ちつけらて弱った魚が砂浜に打ち上げられ、それを拾いに行くのがとても楽しかった。そして時には波に浚われた砂浜の下から、沖縄戦の時に使われた銃弾や薬きょうが出てくることがあった。それを見つけた時はとても嬉しかった。銃弾や薬きょうは真鍮でできていて、鉄などに比べるととても高く売れたからである。今でも台風が来ると大丈夫だろうかと言う心配と同時に、すこしわくわくする気持ちになる。
 中学生になると部活や学校の行事に追われ釣りに行く機会も減ったが、時々親戚のおじさんや友達と夜釣に行っていた。その頃はおじさんからもらったグラスファイバー製の竿やリールもあり、エサもサンマの切り身が多かった。釣り方はエサをつけて投げるだけのぶっこみ釣がほとんどであった。釣れるまでの間は砂浜に横になって夜空を見ていたのだが、夏の砂浜は冷たくて気持ちがいいのでそのまま寝てしまうこともあった。又、休みの日などは、さんご礁のヤトゥとよばれる深いホールみたいな所で、竿は使わず、泳ぎながら釣り糸をあやつり、魚を見ながら釣る泳ぎ釣りもよくやっていた。今も時々泳ぎ釣りをしていたヤトゥで泳ぐのだが、釣れそうな魚はほとんど見えない。
 中学校の時は学校の行事として毎年潮干狩りがあり、サンゴ礁に渡って釣りをしたりサザエなどの貝拾いをしたのだが、先生も生徒も夢中になって楽しんでいた。今でも私の母校では父兄も一緒になって潮干狩りが行われている。いつまでも続けてほしいと思う。私も孫達と一緒に潮干狩りに行きたい。

 以上、沖縄の移り変わりと共に、変わってきた釣りの方法や道具を少し紹介したが、沖縄の海が好きである事、その海で釣りをするのが好きである事は子供の頃からまったく変わっていない。いつまでもこの海が変わらずに残っていてほしいと心から思う。



 


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2012年11月5日月曜日

”12 釣果  10月

  東村慶佐次のマングローブ。今月は修学旅行のピーク

不調・・・・・・・

10月は体調、釣況共に不調であった。
体調
10月26日ガーラを釣り上げ家で捌き終わった後、少しだるくて休んでいたら急に身体が震えだした。熱を測ったら38℃。これは風邪だと思い風邪薬を飲んで休んでいたが、夕方になっても熱は下がるどころか39℃を超えてしまった。少しおかしいと思い救急病院で診てもらったら即入院することになった。どうやら風邪ではなく別の菌が身体に入ったのが原因らしい。それから8日間入院することになった。ガーラの恨みか。

釣況
10月は毎年ガーラ釣りのピーク。ミーニシ(新西。新しい冬の北風)がふき始め、各地で運動会が開催されるとガーラも暴れ始める。これまでの釣果も10月、11月が一番良かった。しかし・・・・・・・・
今年は全く不調である。ガーラはいつも通り暴れているのだが、なかなかヒットしない。またヒットしてもばらしが多い。釣果には掲載していないがヒットして後ばらしたものもかなりあった。
何が不調の原因だろう。自分なりに考えてみた。
(1)針(フック)が小さかった。夏のガーラは比較的小さかったのでルアーも針もミジュンに合わせ小さめ(針 4番)にしていたのだが、10月の始めごろまではそのまま使っていた。
(2)9月に東京で買ってきた色々のルアーを試していたが、よくヒットするルアーが解らずいつも試し釣状態であった。結局前から良く使っているルアーに戻った。
(3)キャスティングがおかしくなっていた。狙っているポイントから左側にずれる傾向があったので自分自身で色々調べてみたら、以前より少し横投げ(サイドスロー気味)になっていた。野球のピッチャーで言うと腕が下がる状態である。この投げ方は楽な投げ方なので気がつかずにそうなってしまう場合がある。以前にも同じような事があった。
(4)リトリーブの速さが依然と変わっている気がする。私はどちらかと言えばスローピッチが多い。それなりの理由があるのだが、あまり遅いとガーラに見切られるので適度な速さのピッチが必要である。しかし今のピッチはどうも見切られている気がする。擦れ掛り多いのはそのせいではないだろうか。
(5)ガーラの恨み。

以上、色々考えてみたのだがまだ解らない。


10月9日
GT(ロウニンアジ)ばらし 夕方 AP
いつものポイントに少し遅めに入った。ミジュンが出て行くまではまだ少し時間があるので浜辺でガーラをを待っていたら、護岸近くでいきなり大きな奴が背びれを見せドボーン。GTだ。近くにいた釣り仲間に聞いたらやっぱりそうらしい。これを狙わない訳にはいかない。急いでいつも車に乗せているGT用タックルを準備し、ルアーを選んだ。先日東京の中古釣具屋さんで購入したGT用としては比較的小型のルアーをセットした。ミジュンに近いサイズである。しかし、新品で太めのフックなのはいいが針先がどうも鈍い様な気がしていた。まあーそれでも初めて使うわけだし試してみてから変えてもいいか、とそのままキャスト。久しぶりのGT用タックルで少し心がウキウキしていた。4~5回目位の時軽くあたりがあった。カマスだろう。それから数回キャスト・・・・・・。突然ガツーン。来た!!!!!。思いきり合わせを3回入れる。ギー・・・・・・。かなり強めに締めているドラッグだがラインがどんどん出て行く。ロッドの底を腹に当て両手でロッドを支える。それでものされそうになる。よーしやったー、完全に乗った!!!!!。リールが気持ちいい音をたてている。ラインが50m位出た。
フワッ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。フックが外れた。うそ、うそ、うそ。ガクン。うそだろう。暫らくして隣で見ていた高校生ルアーマンが小さな声で「大きかったですね」。なにも答える気がしなかった。ちくしょう、やっぱりフックを変えとけばよかった。「わたしばかよねー、おばかさんよねー。」
この投稿は釣り場から戻ってきてすぐ載せている。この悔しさを忘れないために。
よーし明日から又勝負だ。でも明日からはルアーマンも大物ロッドも多くなるだろうなー。

10月15日











オニヒラアジ  57cm 1,9㎏  早朝  AP
本当に久しぶりのガーラである。10月に入って、ぼうず、ばらしの連続。この日の朝もどうせ釣れないだろうと思いながら日々の習慣で釣り場へ行った。案の定ミジュン通勤時にはカマスやヤマトビー(イッテンフエダイ)は釣れるもののガーラの気配は全くなし。それでも一緒に来ていたKさんがまだ出勤までには時間があるとの事で浜辺付近で一緒にキャスティング。ミジュンがこつこつルアーにあたる感じはあるが騒ぐ気配はない。しばらく休んだ後、何回かキャストしたら帰ろうと思いながら再度キャスト。そしたら1発目でガツン、ヒットした。欲がない時は釣れるなー。
10月26日









オニヒラアジ 68cm  3,2㎏  早朝  AP
10月の中旬頃までは朝のミジュン通勤時にはガーラが暴れなかったのだが、ここ数日ガーラが入り始めていた。前日もルアーにかすっていたので期待して行ったらガツン、来ました。久しぶりに手ごたえのある引きで、首を振るのもびんびんとさお先に伝わってきた。なかなかてこずりましたが上げてみるとやっぱり擦れ掛りでした。今月は「久しぶり」が多いのであるが本当に久しぶりにてごたえのある引きでした。
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2012年10月3日水曜日

’12、釣果  9月

 台風17号( ’12、9,29)の被害






台風17号が沖縄を通過した翌日の写真です。今月は台風16号と合わせ「記録的な台風」が一月で2回も直撃し、私の住んでいる地域は2回とも台風の目に入りました。那覇市では観測史上3番めの61,2メートルを記録したようですが、私たちの地域もそれと同じか又はそれ以上の強風がふいていた感じがします。写真には載っていないのですが、高潮、大雨による家屋や道路の被害、農作物への被害、停電による飲食物への被害などマスコミで報道されていない台風被害がたくさんありました。安易に地球温暖化の影響とは言いたくないのですが、年々台風が大きくなっているような気がします。実際にはどうなんでしょうか?

9月はお盆のウークイ(お見送り。お迎えはウンケー)の後、約2週間程東京の孫に会いに行ってきました。  なんとかわいいことか・・・・・・・・。
その間釣りの事はほとんど忘れてしまいました。釣具屋さんには何度か行ったのですが、釣りに行きたい気持ちは全く出ませんでした。不思議ですね。病気が治ったのでしょうか。そんな訳ないですね。沖縄に帰ったらすぐ再発してしまいました。
孫についてはいづれまた・・・・・・。
 
9月21日









オニヒラアジ  52cm  1,6kg   早朝   OP
前日の夕方、約3週間ぶりにルアーを投げたらガーラがヒットしたものの針を伸ばさればらしてしまった。リベンジで同じポイントに入ったが全くあたりが無く別ポイントへ移動。かなり日も上がっていたがうまくヒットした。小さいけれどなかなかの引きでした。

9月24日









オニヒラアジ  52cm  1,7㎏   夕方   AP
買ったばかりの新しいルアーで試し釣り。1投目でヒット。良さそうなルアーです。

9月30日











オニヒラアジ  54cm  1,9㎏   夕方   AP
台風の翌日いつものポイントのテラスは波が高く危ないので橋の上からキャスト。台風後はあまりガーラが暴れないので期待せずに行ったのだが、予想に反してガーラが大暴れ。ヒットした後、橋の欄干伝いに引いてきて、最後は波に乗せテラスまで引き上げ無事ランディング。なかなか楽しい釣りでした。
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2012年9月22日土曜日

”12 釣果 8月


海の不思議 (3) 無影光
この写真は私がよく行く場所の早朝の風景である。8月の末頃であるが満月に近いある日、月明かりを頼りにいつものポイントに入った。しばらくして太陽が上がり始め薄明かりが広がり始めた。しかし、なんとなくこれまでとは違う雰囲気をかんじる。月の光と太陽の薄い光が周辺一帯に広がり始め、うす紫色の光が空気を満たしているような感じになった。岩の隙間までも光が満ちあふれている様な感じである。よくみると先ほどまであった月明かりによる私の影もほとんど見えなくなっていた。無影光とでも言うのだろうか。私自身が霧のような光の粒で包まれている感じがした。このポイントは何百回も来ているのだが、この様な情景はあまり無かったように思う。ほんの数分であったと思うが経験したことがない感覚であった。
 この写真はそれからしばらく経ってからの写真である。西向きの方向で、左側の丸いのが月、右側の雲の明かりが朝焼けの光である。

8月、台風前はいつものように魚の活性が良いのだが、台風通過後は水温が急激に下がるせいかガーラも寄り付かなかった。
ガーラも夏バテしてしているのだろう。

8月4日









オニヒラアジ  58cm  1,8kg  夕方  AP 
台風の前日、波も濁りも適度にありグッドコンディション。案の定ガーラの大群が襲来。1投目掛け損なったが2投目でヒット。しばらくやり取りして後無事ランディングしたが、ガーラの群れはフックを外すまで騒いでいた。こんな大群と騒ぎが続いたのは久しぶりである。久々にわくわくした。 


8月19日













オニヒラアジ  58cm  2,0㎏  夕方  AP
夕方ミジュンが出て行ってルアーマンや投網の皆さんがお帰りになった後、私一人タマンを狙っていたら突然ガーラの大群が押し寄せ、一帯の海面がガーラに沸きかえった。翌日も同じように皆さんが帰って後ガーラが押し寄せたがヒットさせることが出来なかった。

8月25日













オニヒラアジ  49cm   1,4㎏   早朝   AP













オニヒラアジ  48cm   1,3kg   夕方   AP
この日も台風15号襲来の前日で波も適度にあり、朝からわくわくしていた。早朝のガーラはすんなり上がった。帰りながら別のポイントに行ってみたら釣り仲間のKさんがいたのでゆんたく(おしゃべり)。大きなガーラがヒットしたのだが全く止める事ができずラインブレイク。ドラッグも壊れたとのこと。
夕方は何度もガーラが暴れた。1回目のヒットはラインをいっきに出され、根ずれで道糸から切られた。2回目はすっぽ抜け。3回目でやっと取り込めた。1回目の群れは大型のガーラだったらしく、私も含め4名ヒットしたのだが全員ばらしていた。









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2012年8月24日金曜日

第2回白浜ナイトキャンドル

7月7日 七夕の日に第2回白浜ナイトキャンドルが開催されました。
そのイベントの意義と当日の様子を紹介します。

白浜区は大宜味村の塩屋湾に面した10所帯程の小さな集落です。昨年、近くに10所帯のアパートが出来たのですが、本集落のほとんどの方は御高齢で、御夫婦かお一人で生活されています。白浜は以前は渡野喜屋と呼ばれ、道路が整備されていない頃は路線バスの終点地であり、対岸の塩屋などへの渡し舟の発着地で、食堂などもあって結構にぎわっていたとのことです。しかし、橋ができ道路が整備されるにつれ、人口が減少し高齢化が進んできました。
私も白浜に通い始めて20年程になります。最初の頃はただ釣りに通うだけでしたが、区長さんと色んなゆんたく(おしゃべり)をしている内に、どんどん白浜にはまってしまいました。区長さんは高齢化していく白浜を何とか活性化したいとの思いで、これまでゴミ捨て場みたいになっていた荒地を整地し、こつこつと長い時間をかけて体験型の観光施設を整備してきました。同時にマングローブ植樹やカヌー体験などで多くの観光客を受け入れ、地域の方々を元気にし、経済的な効果も生み出してきました。
しかし、地域のイベントとしては2年に1回の豊年祭しかなく、地域全体が盛り上がるイベントのようなものが何か出来ないかずっと模索してしていました。その様な時白浜に合宿に来ていたある大学のサークルから、一度使ったローソクを再利用して手作りキャンドル作っているが、屋外で展示が出来ないかとの話があり、その企画を進めて出来あがったのが白浜ナイトキャンドルでした。昨年は第一回目で右も左もわからないまま開催しましたが、今年は昨年の経験もあり、又多くの方々や団体のご協力もあり、昨年の3倍程の来場者がありました。
実行委員の一人として、ご協力いただいた皆様方、ご来場いただいた皆様方に心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。実行委員の皆様お疲れ様でした。
地域のおじさん、おばさんも、数日前から草刈や清掃をしたり、当日はイベントの手伝いをしたりととても活き活きして楽しそうでした。

その時の様子をkunkichiさんの写真で紹介します。


白浜の展望台からの眺めです。



  大宜味村商工会主催の婚活もありました。





                                  七夕なので、おりひめとひこぼしをイメージしたのですが・・・・・・

  










          


                  フラダンスやミニコンサートもありました

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2012年8月19日日曜日

’”12、釣果 7月



 この手は誰の手でしょうか?・・・・・・・・・・・
恥ずかしいのですが、私本人の手です。白い部分は包帯です。
いつものポイントで新しいルアーの針を交換しようとしたら、リングが硬く針が滑って刺さってしまった。刺さった瞬間は簡単に外せると思っていたのだが、力を入れていたせいか針が根元まで入ってしまい、その上針の返しがあるのでなかなかとれない。ガーラタイムが近づいてきたのでラジオペンチで思い切って「いち、に、のさん!!!!」で引っ張ってみたのだが激痛だけが残って全くとれなかった。 いよいよこれはだめだと思い救急病院へ行ったら、切開しないととれないとのこと。処置用のベッドにのせられたり、麻酔をされたりと思っていたより大ごとになってしまった。その後処置も終わりベッドで休んでいたら先生の話し声が聞こえ、別にも釣針が刺さって救急外来に来ている方がいるらしく、私よりも重症みたいな様子だった。
このことはちょっと恥ずかしいので妻以外には話していなかったのだが、後日親戚のお祝いがあり同席した釣り好きの親戚のご夫婦に話したら、ご夫婦で大笑いになった。そうです。その方もおなじことがあり病院で針をとってもらったのだが、やはり恥ずかしいので誰にも話していなかったとの事。それから普段話せない失敗談になり、話が盛り上がってしまった。楽しいひと時でしたが、こう言うことは意外とよくあるんではないかと思えた日でした。

7月の中旬まではミジュンやガチュンの大きいのが接岸しガーラもよく来ていたのだが、中旬以降は例年通りミジュンもほとんど稚魚に変わりガーラもほとんど見えなくなった。ルアー釣りの夏休み。来月までは今のような状態が続くものと思う。その間朝練はお休みにし、ロンドンオリンピックを楽しみたい。


7月2日









オニヒラアジ   64cm  3,0㎏  早朝  IP
友達のクロちゃんと記念写真。クロちゃんは鼠とカニを取る名人(名犬?)。
ジャストタイミングでキャスト。すんなり上がってきた。クロちゃんのお父さんに持っていって頂いたが、卵を持っていた様で少し心残りする釣果であった。
お返しにたくさんの野菜を頂きました。

7月4日
カヤックフィッシング
釣り友とカヤックで沖に出たのだが、3時間ほどでエーグワー(アイゴ)5匹とおじさん数匹。疲れたわりには釣果の少ないカヤックフィッシングでした。でも以前から行きたかったポイントだったので今後の参考になった。

7月10日
40cmほどのオニヒラアジ 2匹   早朝  IP
まだ小学生みたいだったのでリリース。白浜ナイトキャンドルの準備等でしばらく来れなかったが
二日連続の雨のせいか魚の活性が低い感じがする。

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2012年7月5日木曜日

海の不思議、2、ミジュンの不思議な行動


この写真は私がよく行くポイントで、海の中の黒い部分がミジュンの群れである。
ミジュン(鰯の一種)生態については色々な文献やインターネットで調べてきたが、それらに載っていない事でよく解らない事がいくつかある。今日はその中でも普段から気になっている事を二つ載せてみたい。
その(1) ミジュンの通勤ラッシュ
 沖縄でルアー釣りをしている方は良く知っていることだが、ミジュンは早朝まだ薄暗いうちに沖の方から岸辺や港に入ってきて、夕方薄暗くなってくると沖に帰っていくのが普通の行動パターンである。それを毎日繰り返しているのだが、その岸辺への出入りの時にガーラが襲来する事が多く、ルアーマン達もその時間に合わせて釣行に行くことが多い。
 その様子は人間社会にも良く似ている。沖の深い所が自宅で、岸辺の河口や港が会社、職場と考えると、朝夕の出入りは人間社会の通勤行動とよく似ている。ミジュンも毎朝押し合いへしあいしながら職場へ出勤して来るのである。まさに通勤ラッシュである。
 しかし通勤時のストレスは,人間とは比較できないくらいミジュンの方が高いと思う。岸辺に近づいて来ると突然ガーラやシジャー(ダツ)が現れ、友人や家族が襲われる。突然頭の上から網を被せられ陸に引き上げられる。この様子を人間社会に当てはめると、例えば人混みの中を勤め先へ向かって歩いていると、突然ビルの影から大きな口の怪獣が現れ次々と通行人を襲っていく。そこを何とか通り過ぎて職場近くになったら、今度は突然ビルの上から大きな網が落ちてきて人々をさらっていく。こう言うような悲惨な光景になるのではないか。それを毎日繰り返すのである。そんな風に考えると本当に人間に生まれて良かったと思う。生まれ変わってもミジュンだけにはなりたくい。
 その様な危険を冒してまで、どうしてミジュンは通勤してくるのだろうか。勿論、岸辺のほうが餌が多いので来るのだろうが、それならば沖に帰らずにずっとそこにいた方が浅くて安全だし、通勤の労力も要らないので生活しやすいと思うのだが。
その通勤の理由がわからない。
 
その(2) ミジュンの危機回避能力、危機伝達能力
 普段は砂浜から投網をしているので判らなかったが、上の写真のポイントでは橋の上から投網を投げる場合がある。その時初めて気づいた事は、ミジュンは同じ場所へ2~3回網を打つと、もうこの場所へはほとんど近寄ってこなくなることである。その範囲もほぼ2m以内の正確な距離で近づかない。この写真は橋の上から写しているが、橋の上からは下のほうにサンゴ礁の岩があり、投げる場所が限られてくる。その場所をミジュンたちは知っているのである。ミジュンはあっちに行ったりこっちに来たりと一日中移動しているのだが、この場所は確実に避けて通っていく。近くに来てもまるで投網が着水したときの様な形で、その場所だけ白い海底がはっきり見えるのである。翌日になると又その場所にも来るのであるが、やはり2~3回網を打つと近寄らなくなる。
 色々な研究によるとミジュンなどの鰯類は、大型魚などが捕食のために近づくと、目くらましのために鱗(ウロコ)を剥がす危機回避行動をするらしい。そのためタイなどと違い簡単に鱗がはがれるとのことだが、確かに投網でミジュンを上げるといっぱい鱗が落ちている。
 その事から思ったのは、ミジュンの鱗は単に目くらましのためだけではなく、サンゴ礁の様な浅場では、海底にウロコを落とすことによって危険な場所を連絡、警告しているのではないかと言う事である。海が穏やかな時、3~4日連続して投網を投げていると全く近寄って来なくなる。しかし海が荒れて海底が洗われた後は、再度近寄ってくる。又、早朝や夕方の暗くて見にくい時間帯には比較的警戒心無く近寄ってくる。それらのことから、ミジュンの鱗は危険な場所を他のミジュンに伝達する、あるいは警告する役割を持っているのではないかと思うのだが。
『鱗のたくさん落ちているこの区域は、大変危険ですのでけっして近寄らないで下さい』の様な警告看板みたいなものではないかと思うのだが、どうだろうか。



 
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うれしい贈りもの

6月13日


長男夫婦、次男からの贈りもの





 長男とお嫁さんが企画し、次男と次男の彼女さんも一緒になって、私と妻のお疲れさん会を開いてもらいました。長男夫婦が住んでいるアパートにご招待を頂きましたが、二人のアパートを訪れるのは初めてで、二人が仲良く生活しているのが感じられとても嬉しくなりました。お嫁さんが丹精こめて作った料理は、私たちが始めて目にするものも多く、本当においしくてびっくりするほどでした。長男よ、お前は本当に素晴らしいお嫁さんをもらったね。
 次男はまだ大学生であるが、普段の生活費は自分で稼いでおり、その中からやり繰りしたであろうお金で、私にはギター、妻には腕時計のプレゼントを頂きました。久しぶりにギターを弾いてみたのですが、まだ指が動くことに自分自身びっくりしました。これからは釣り以外にも楽しみが増えました。妻も長い間腕時計を持っていなくて普段から不便を感じていたのでとても喜んでいました。
 そして何よりも嬉しかったのはこの様な時間をプレゼントしてくれたことです。
妻も私もこの様な家族に恵まれ、あらためて幸せな人生だなーと感じました。
長男夫妻、次男、次男とお付き合いいただいている彼女さん、本当にありがとうございました。


6月24日

娘からの贈りもの



私もいよいよ長い間待ち望んでいたおじいちゃんになりました。
やったー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
これまで私の同級生や友人たちが、孫を抱っこしたり一緒に遊んだりしているのをみると羨ましく、
長い間ムサムサ(沖縄の方言?)していました。やっとやっとおじいちゃんです。
「おじいちゃん」
この響きの良さ。何とも言えないです。
予定日を過ぎていたので心配していたのですが、3600gの元気で大きな赤ちゃんです。母子共に元気でほっとしています。
生まれてまだ僅かなのに、しっかりした顔をしていてウミンチュ(海人)みたいです。
男の子なので大きくなったら一緒に海に行きたいです。想像しただけでわくわくします。

娘夫婦へ。「おじいちゃん」をプレゼントしてくれて本当にありがとう。

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2012年6月11日月曜日

”12、釣果 6月



この写真は大宜味村の白浜区で8年前から植林されているマングローブである。この場所には以前マングローブ林があったのだが、道路や護岸の工事などでほとんど取り払われてしまった。その失われたマングローブ林を再生させようと、白浜区の区長を中心に「海の森の会」と言う会が結成され、植林と植林後の保全活動を続けている。私も白浜住民ではないが、微力ながら副会長として活動に参加しており、多くの人たちのご協力を頂きながら、現在まで約16,000本の植林を行った。今ではマングローブの樹木の中をチヌの幼魚などたくさんの小魚が泳いでおり、マングローブが「海のゆりかご」と言われている事を実感する。多くの生き物がマングローブと共に成長し、豊かな海をつくる一助になってほしいと思う。
その白浜区では7月7日のたなばたの日に「第二回白浜ナイトキャンドル」を開催する予定である。集落の中だけでなく、海の上にもたくさんの再生キャンドルが点り、反射光がゆらゆら揺れる様子は幻想的である。白浜は10所帯の小さな集落ではあるが、自然に囲まれ本当に気持ちの安らぐ場所である。静かな雰囲気の中でやんばるの環境など色々なことを語りあえればいいなと思う。多くの皆さんが参加して頂ければうれしいです。

6月は中旬以降、自宅近くのポイントでGT(ローニンアジ)一本に絞って狙っていたのだが、ヒットさせることが出来なかった。その後梅雨の大雨や台風があり、海況も変わったみたいでGTも立ち去った様である。しかし月末の海況だと来月もGTが立ち寄って来そうである。次は勝負してみたい。

6月2日 









オニヒラアジ  58cm  2kg  早朝  AP
小さいわりには引きが強かった。

6月3日









オニヒラアジ  63cm  2,4㎏ 早朝  AP
浜に近いポイントでガーラが暴れていたが、濁りが強いせいかなかなかミノーにはヒットしなかった。そこでバイブに変えて底近くを狙ったらヒットした。

6月4日









オニヒラアジ  47cm  1,1㎏ 早朝  AP
今年一番の小物。リリースしようか迷ったがおいしそうなので持ち帰った。

6月5日








オニヒラアジ  47cm 1,2kg 早朝  AP
前日とほぼ同じような大きさで捌きやすかった。この時期にしては美味でした。

6月6日









オニヒラアジ  62cm  2,6kg 夕方 AP
この日の夕方はガーラが異常なぐらい暴れていた。しかし4,5名のルアーマンがいたが誰にもヒットしない。大雨の影響で海が濁っているせいなのかよく解らない。以前にも同じような事があったが今後探求してみたい課題である。このガーラは護岸からではなく、橋の上から沖釣りのジギングの要領でキャストしていたらヒットした。抜き上げるとき釣り仲間のKWさんがいたので無事取り込めた。以前から橋の上でやってみたかっので今回試してみたのだが、一人の時は取り込みが難しそうである。

6月7日









オニヒラアジ  62cm 2,9㎏  早朝  AP
釣り仲間のKWさんからの連絡で、私が5日連続で上がっているのを聞いた Iさん、Yさん、久しぶりに一緒に釣り座に入る。この日も前日と同じく異常なぐらいガーラが暴れた。ただこの日は濁りがだいぶ取れておりガーラが次々とヒットする。特に Iさん、久しぶりのうっぷんを晴らすように次々とヒットさせ4匹取り込んだ。別の場所に置いていたので写真には写っていないが、生餌で釣っていたTさんを含め4名で8匹上がった。私は1匹しか釣れなかったが十分に楽しみました。こんな事は本当に久しぶりで Iさんはヒットするごとに「ウオー,ウオー」と叫び声を上げていました。そこにいた全員大満足の朝でした。わたしも6日連続の本年度記録を更新中です。

6月9日








オニヒラアジ  71cm 3,6kg 早朝  IP
同じ地域に住んでいるKさんから連絡が入り、私の自宅から車で2~3分の所にミジュンが入っており大きなガーラが暴れているとのこと。この日はいつものポイントではなくその場所に行ってみた。太陽が上がってあきらめかけていた頃突然ヒット。すごいいきおいでラインを出していく。これは話に出ていたGTかもしれない。かなりの量を出されたので根ずれが心配になり、ドラッグを2回転近く締めたらやっと止まってくれた。内心どきどきしながら巻き取りにかかる。しかし「んー?、んんー?」なにかおかしい。バシャバシャ大きな水しぶきを上げながらカマスやシジャー(ダツ)の擦れ掛りみたいな感じで寄ってくる。近くまで来たら尾びれが先になって上がってきた。ガク・・・・・。写真の様に尾びれに擦れ掛りしていた。しかし上げてみるとなかなか良い形であった。
その日の夕方再度行ってみるとドボンドボンと間違いなく大きな奴が泳いでいた。ただルアーが届かない沖の方なのでヒットするには至らず。

6月10日








オニヒラアジ  71cm 3,7㎏  早朝  IP
前日と同じ場所で待っていたら、かなりの数のガーラが襲来。キャストと同時にヒット。しかし意外に楽に上がってきた。前日とほぼ同じ大きさではあったが、口に掛かった場合と尾びれの場合ではこんなにも違うものかと改めて思った。海岸のすぐ側の親戚宅に持っていったら大喜びで、倍ほどのパイナップルのお返しがあり、なにか得した気分でした。

6月30日








オニヒラアジ  48cm 1,2kg 早朝  IP
久しぶりのオニヒラアジでした。6月の中旬以降、近くのポイントにGT(ローニンアジ)が現れたのでオニヒラアジは諦め、GT1本で狙っていたのだがヒットさせることが出来なかった。その後梅雨の大雨や台風などで海況が変わりGTも立ち去ったみたいなので、いつものオニヒラアジ狙いに変えたが、しばらく投げていなかったのでなかなかヒットさせることが出来なかった。釣り上げた時は、久しぶりに「やったー」と言う気持ちになりました。とても美味でした。
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