2013年10月23日水曜日

”13 釣果 9月














PCの調子が悪く、投稿が遅くなってしまいました。


塩屋湾のウンガミ

今年も大宜味村塩屋湾のウンガミが8月25日に行われました。塩谷湾のウンガミは、毎年旧盆明けの初亥の日に行われる豊年豊漁を祈願する行事で、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。私もよく行くのですが、今年は残念ながら行けませんでした。上の写真は以前のものです。

塩屋湾周辺の集落の方々は何日も前から準備し、今は中南部や本土にすんでいる大宜味村出身者も、その日に合わせて里帰りをすることが多いようです。全国的にも知られ、地元の方がそれだけ情熱を傾ける行事ですが、以外にもやんばるに住んでいても一度も行ったことがない、と言う方が多いようです。自分達の住んでいる地域でもハーリー競争はあるので、という理由が多い感じがします。

私の住んでいる地域でもハーリーは毎年行われています。私も若いときは何度も漕ぎました。ハーリー舟に乗っている全員が気持ちを一つにし、必死に漕ぐときの連帯感、そして漕いで後の全身の筋肉の疲労と、それと相反する充実感は何とも言えません。だからわざわざ他の地域のハーリーを見に行く気持ちにはならないというのもよく解かります。

しかし、塩屋湾のウンガミはハーリー船競争とは別に、沖縄の本来の行事として、多くの県民に見てほしい行事です。白装束に身を包み500年前から受け継がれてきた古式にのっとって祈る神人(カミンチュ)の姿は、厳かであり本当に神々しく思えました。ウンガミが単にハーリー船競争だけでなく、地域の豊年豊漁、人々の幸せを願う行事であることを実感します。

近年、各地でハーリーが復活してきました。海神祭としてのハーリーだけでなく、観光資源として、あるいは地域活性化のスポーツ的イベントとして行われることもあるようです。地域のためにはとても良い事だと思います。でも、古い時代から受け継がれてきた神行事としてのウンガミも一度は見て頂きたいと思います。

しかし、神人も後継者不足で困っていると聞いています。ここにもやんばる共通の課題があるようです。ウンガミがいつの世代までも受け継がれ、さらに盛大になることを祈念しています。


9月の釣況
ミジュンも多くガーラもよく暴れていました。しかし、月後半はヒットした後のラインブレイクが多く、釣果が上がりませんでした。1度目は護岸際だったので護岸に擦れてばらしたと思い、2度目はヒットしてあとにノットの方から切れていました。これはPEラインが古いせいだと思い新しいラインに変えたのですが、3度目もまたノットの結び目からブレイクしていました。さすがにおかしいと思い、以前にも同じような事があったのでガイドを細かく点検してみると、やっぱりトップガイドのSICリングが割れていました。目で見ただけではなかなか分からないのですが、カッターで触ってみると分かりました。という事でロッドが修理中なので釣行は減らしています。

私たちの地域では『運動会が始まるとガーラが暴れだす』と言われています。10月は運動会シーズンです。期待しましょう。


9月1日





























オニヒラアジ  54,0cm  1,8㎏  早朝  AP

















オニヒラアジ  48,0cm  1,2kg  夕方  OP

この日は早朝からガーラが大暴れ。釣り仲間4人が一人1匹づつヒットした。特にYさんのガーラは
74,0cm 3,8kgのいい形でした。
その日の夕方は別のポイントに入ったのだが、そこでもガーラが大暴れ。ちょっと小さめでしたが地元の知り合いがもらうというのでリリースせず血抜きしました。


9月17日













オニヒラアジ  54,0cm  1,8kg  夕方  AP
前日の早朝はミジュンが入ってくるのが見えなかったので、夕方は出かけなかった。しかし、知人からの連絡ではガーラが5匹あがっていたとのことで、この日の夕方は少し早めにポイントに入る。まだルアーマンは誰もいなかったのだが、しばらくするとガーラが浜辺よりで大暴れ。1投目でひっとした。しかし、ミジュンの出て行く時間には沢山のルアーマンに恐れを抱いたのか、ガーラは全く暴れず、ミジュンもそのままお帰りになった。


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