2014年2月23日日曜日

釣果 ”14年  1月


一年で4回のお正月

今年はお正月が4回ありました。最初のお正月は暦通り通常の1月1日のお正月。上の写真がその時の我が家の様子です。二度目は旧暦の旧正月。今年は1月31日でした。漁業者は新暦の正月よりも盛大に行うところが多いようです。今年も漁港では大漁旗が見られました。我が家でも新正月ほどではないにしても、毎年仏壇にお供え物をして祝っています。この2回の正月が現世で生きている人々のお正月です。
 それ以外に沖縄ではジュールクニチー(十六日)と言う「グソー(あの世)のお正月」が行われる地域があります。新暦又は旧暦どちらかの1月16日に、家族そろってお墓にお参りし、料理をお供えして祖先の供養をします。地域によって盛んなところとそうでないところがあるようですが、私たちの地域ではシーミー(清明祭、”13 釣果 3月参照)があるのでほとんど行われていません。しかし隣村ではとても盛んに行われていて、その日は里帰りする車で道路が渋滞するほどです。
 この様に私たちの地域では十六日はほとんど行われていないのですが、前年に亡くなった家族がいる家庭では、ミーサー(新仏)といって十六日の日に家族親戚が集まって供養をし、地域の親しかった方々も焼香に訪れます。私の母も昨年亡くなりましたのでミーサーを行う予定にしていました。ミーサーも新暦で行う地域と、旧暦で行う地域があるようですが、家族ではこの様な行事は旧暦で行うのが普通なので旧暦で行うと話し合っていました。しかし、新暦の十六日の2日前(14日)、親戚のおじさんが訪ねてきて、「この地域は新暦の十六日でミーサーが行うのが普通だよ」といわれ、妻ともどもびっくりし、それから大慌てで準備をし、親戚に連絡をとり、なんとか新暦の1月16日にミーサーを行うことになりました。しかし当日、その親戚のおじさんの娘さんから、あれは叔父さんの勘違いで、本当はこの地域は旧暦の十六日にミーサーをおこなっているとの話があり、またまたびっくり。どうしようかと妻と話あったのですが、正月は何回あっても良いんじゃないかと言うことになり、新暦のミーサーと旧暦のミーサー(2月15日)両方行うことにしました。新暦の時は連絡した親戚がたくさん訪れ、旧暦の時は地域の多くの方々に御焼香頂きました。
ということで今年は新暦、旧暦のお正月、新暦、旧暦の天国のお正月、計4回のお正月がありました。にぎやかな事が好きだった母も大喜びだったと思います。これ以上年はとりたくないのですが楽しいことは沢山あったほうがいいですね。

今月の釣果
今月はミジュンが少なくなり、ガーラも荒れたとき以外はほとんど見えなかった。そして下のガーラが釣れた日以後は東海岸側にも西海岸側にもミジュン、ガーラがまったく見えなくなった。今月からは寒い日が続いたこともあり、早朝の釣行は休んでいます。早く暖かくならないかなー。

1月18日













オニヒラアジ  上 59,0cm 2,0kg
          下 68,0cm 3,3kg  夕方  OP

前日、妻も見ている前でガーラが暴れたのだが、ヒットさせることが出来ず悔しい思いをしていた。今日は波が高く海の様子も良いので気合を入れて出かけた。時間通り1回目のガーラの襲来があり、上のガーラがヒット。さほどの抵抗も無く上がってきた。その後ミジュンが場所を移動したので私も移動したのだが、しばらくすると反対側の砂浜に先ほどのとは別の群れらしきガーラが襲来。急いで走っていったがガーラの暴れているのには間に合わなかった。しかし濁りがありガーラの習性からみてひょっとしたら外海近くにいるんじゃないかと思い、その方向にキャストしてみたらやっぱりいました。リトリーブする間もなくヒットしたのだが、最初のガーラとは違いなかなかの引きでした。
今年の初釣果です。1匹は近くの叔父さん宅へ持って行きました。脂がのっていてとても美味しかったです。









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