2012年12月30日日曜日

"12  釣果 12月


釣具考
 上の写真は普段私がよく使っているロッドとリールである。ロッドはS社の振出式ルアーロッド、ソルティーショット906ML ーT、リールは同じくS社のバンキッシュC3000HG。ラインはS社のパワープロ2.25号である。
 これらの釣具を使っていて普段感じた事を載せてみたい。
 
(1)ロッド                      
 各メーカーからいろんなロッドが出ているが、私がロッドを選ぶ1番目の基準は、私の車のトランクに横置き出来るかどうかである。私はいつでも釣りに行けるよう釣具は普段トランクに置いている。トランクの幅が約140㎝なので9フィート以上の2本継ぎのロッドはほとんど入らない。3本継ぎのロッドか、振出しのロッドしか入らない。しかしこの様なロッドは各メーカー共とても少ない。磯釣りのロッドはほとんど振出し式であるが、ルアーロッドはほとんど並継ぎロッドである。強度の問題が有るのか、どのメーカーも種類が少ない。私のロッドは上記のソルティーショットMLであるが、5㎏位のガーラであれば充分対応出来る感じがする。価格の割にはとても気に入っている。並継ぎとほとんど変わらない。もっと振出しルアーロッドの種類を多くしてほしいと思う。
(2) リール 
 リールは本当に軽くなり、ドラッグ性能も善くなった。しかし部品が多くなり構造も複雑になって、自分で分解修理するのが難しくなった。
(3)ルアー
 以前に比べ種類も多くなり、選ぶのに迷う事が多くなった。しかし、フックが弱いのはあい変わらずで、ガーラ釣りにそのまま使うと伸ばされてしまう事が多い。私の場合購入したほとんどのルアーを太めのフックに替えている。磯釣りのロッドには沖縄向けのロッドも在るのだから、ルアーにも沖縄向けバージョンがあってもいいと思うのだが。
 
釣況
 12月はミジュンが入って来たり、行方不明になったりで安定しなかった。しかし、いったんミジュンが入るとガーラも待ちかねていた様に大暴れする事が多かった。脂も乗りはじめ美味しくなってきている。 

12月8日
 ミジュンが帰って来ました。11月16日から行方不明になっていたミジュンがやっとやっと帰ってきました。


12月9日











オニヒラアジ  60cm 2,4㎏  早朝  AP
 前日ミジュンが帰ってきていたので少し期待しながら出かけた。ポイントには釣仲間のYさんも入っていて前日の話をしながらキャスティングしていたが、明るくなってみるとなんとミジュンがいない。それでも、もしかしたらと思いキャストを繰り返していたらいきなりガツンと来た。しかし、ドラッグをゆるめにしていたので数回転ラインを出した後テトラ方向にダッシュを始めた。あわててドラッグを締めたが間に合わずテトラの中に入られてしまった。そこでベールを開けフリーの状態にしたら沖に向かって動き出したが、どうもテトラか貝に絡まっているようで、ラインがゆっくりづつしか出て行かない。波が高かったがテトラに登るしかない。しばらくテトラの上でラインを引っ張ったり出したりしているうちに何とか絡みを外せたので、そのままフリーの状態でガーラを沖に出し、その間ランディングしやすい場所に移動する。ガーラも絡まっている状態のときに力を使い果たしたのかそのまますんなり上がってきた。あのテトラでは何度もやられているが今回初めて取り込めた。久しぶりにドラッグの音を聞き、ガーラの引きを楽しめたのだが、ミジュンさんはどこへ行ったのだろうか。


12月14日 
小さな群れであるが、ミジュンが帰ってきた。1昨日から今日まで3日間晴天が続いている。前回12月8日に帰って来た時も3日間位晴天が続いていた。太陽が照って水温が上がると、餌となるプランクトンが多くなるのだろうか。


12月16日













オニヒラアジ(上) 62cm  2、5㎏ 早朝 AP
オニヒラアジ(下) 59cm  1,9㎏ 
 ミジュンが戻ってきてもこの2日間は波も穏やかでガーラの気配が全くなかった。しかしこの日は天気予報で少し波がでるとの事で朝からワクワクしながら出かけた。少し明るくなりかけた時真下の海の色が黒くなっているので、キャストしてみるとガツンと写真下のガーラがヒットした。小さいけれどなかなかのパワーで、テトラに向かってぐんぐん引いていったが片方の手でドラッグを止め強引に抜き上げた。
 その後ミジュンが入っていった浜辺近くも良い濁りで、満潮も9時頃なのでそれまで待つつもりで移動したら、すぐにガーラの大群が暴れだした。2投目で写真上のガーラがヒットした。これもなかなかの引きでした。その後も何度か暴れたがヒットさせるまでには至らなかった。
充実した朝でした。


12月20日













オニカマス  65cm 1,5kg 早朝  AHP
 釣友達のKさんから新しいポイントにミジュンが入っているとの連絡が入り、3日前から通っているのだがガーラの姿はまだ見えない。しかしミジュンが入ってくる時はカマスがガンガン当ってくる。ほとんどリリースしていたのだが、このカマスは弱っていたので持ち帰って食することにした。私は元々長いものは釣るのも食するのも、あまり好きではない。カマス、タチウオ、ダツ等々。しかし今回食してみたら淡白な味でなかなか美味しかった。これからは少し大きめのものは持ち帰ることにしよう。


12月28日













オニヒラアジ  68cm  3,0㎏  早朝 AP
 早朝夜が明け辺りが見渡せるようになり、ミジュンが入って来るのを待っていたら、少し沖目の海面がモアーとなった。明らかに風による波紋とは違う。すぐにキャスト。ガツン。来ました。ギー、ドラッグが鳴りラインが出ていく。なかなか止まらない。2回目のランをなんとか止め巻きあげにかかったがかなり重い。ロッドが曲がりっぱなしでポンピングが簡単には出来ない。もしかして大型のタマンか。なんとか護岸近くまで寄せたら銀色の魚体が見えた。ガーラだ。波に乗せランディング。フックが腹にかかっていました。腕が疲れました。                               その日の夕方も再度ヒットしたが強引に抜きあげようとしてフックが外ればらしてしまいました。        



12月29日













オニヒラアジ  62cm  2,5㎏  早朝 AP       
 ミジュン出勤時にガーラが暴れたがヒット出来ず、正月用のミジュンをねらって投網とロッドを持って砂浜へ移動。投網を準備しているとガーラが大暴れ。数回キャストしたらヒットした。フックがエラの中にかかっていたがどういう風に掛かったのだろう?。
その日の夕方もガーラが大暴れ。2回ヒットさせたのだが2回ともフックが外れてしまった。連日のバラシ。


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2012年12月2日日曜日

”12 釣果  11月















オニカマス(バラクーダ)  1m57cm  25kg


釣仲間のKさんがいつものポイントで釣り上げたカマサー(オニカマス)です。リーダーがフロロカーボンの6号だったので、無理せずに護岸を行ったり来たりしながら30分ぐらいかけて釣上げたそうです。
すごいKさんおめでとうございます。
kさんとはいつもは一緒に釣行に行くのですが、その日は私は行けなくて同じ釣仲間のIさん、IKさんが一緒だったようです。しかし3人でも上げるのは大変だったみたいです。釣り上げた後も、家までもって帰るのに軽トラックを借りたり、一日がかりで捌いたり、釣行後の作業も大変だったようです。
私も直接ファイティングシーンを見たかったなー。

写真は釣仲間のIさんのブログから借りました。Iさんのブログではその時の状況が詳しく載っています。投稿タイトルは「モンスター」です。


11月は中旬頃からミジュンが行方不明になり釣況も安定しなかった。3日間位戻ってきていたのだが、その後月末までまだ行方がわからない。昨年も一時期見えなくなったが、別の場所に移動していただけだけですぐ戻ってきた。今回はどこへいったのか全く見当がつかない。
 不思議なことに、沖縄本島の反対側の遠く離れた海岸に入っていたミジュンも丁度同じ頃に見えなくなったらしい。
水温や潮の干満に関係している様な感じがするがはっきりした事は解らない。


11月7日












オニヒラアジ 55cm  1,8kg 夕方  AP
砂浜寄りの浅いポイントで、普段はガーラが暴れてもなかなかヒットしない場所であるが、今日は一発でヒットした。近頃不調であったがルアーを変え、リトリーブのスピードを変えたらヒットした。まだ完全には馴染んでいないが少しづつ復調している様な気がする。脂がのってとても美味しかったです。

11月18日














オニヒラアジ  60cm  2,1㎏ 早朝  AP
ミジュンが2日前から入って来なくなり、ガーラらしき気配も全くなく、他のルアーマンも帰りかけていた時に突然ヒットした。最初は軽い引きだったのでカマスだろうと思い強引に引き寄せたが、護岸近くまで来たら突然暴れだし、なかなかランディングできなかった。帰りかけていた釣友も寄ってきて皆で見ていたら思いがけなくガーラでした。



11月25日












オニヒラアジ  55cm 1,9㎏  早朝  AP
東京の娘夫婦が孫を連れハチアッキー(初歩き。初めての里帰り)で帰ってきていて、ガーラが食べたいと言っていたのでどうしても釣りたかった。未だミジュンは行方不明でいつものポイントには帰ってきていないが、波が高く海況が良いのでひょっとするとガーラが寄ってくるかもと思い気合を入れて出かけた。いつもの場所には4名の先客がいたが私はあえて波の荒い反対側のポイントに入った。波は被るが釣れる確率は高いと思ったからである。明るくなり波をよけながらキャストしていると岸壁ぎりぎりの所で期待通りヒットした。気合と根性の釣りでした。娘夫婦も釣りたてのガーラの料理をとても美味しいと全部食べてくれました。
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