2016年2月28日日曜日

釣果 ”15年 11月  




 




 爆釣

 磯からカジキがヒット!!!!!!
 

11月に入りいつものポイントからミジュンがいなくなりしばらく釣行を休んでいたら、自宅近くのポイントにミジュンが入って来た。丁度修学旅行の生徒達が民泊で来ていたので一緒にミジュン釣りに出かけた。ミジュンの釣り方を教えながら群れの様子を見ていたが、砂浜近くでガーラが暴れるような気配は無かった。帰ろうかどうしようか迷っていたが、これまでの例からすると沖に出たところでガーラが暴れることも多いので、生徒達にしばらく待ってもらい一緒にミジュンを観察することにした。ミジュンの群れは砂浜から岩礁伝いに移動し、いよいよ湾の先端の岬から外海へ出て行こうとしていた。その時予想通り、待ち構えていたようにガーラが暴れだした。残念ながら砂浜からその岬までは歩いていく事が出来なかったのでただ見ているしかなかったが、ナブラを初めて見る生徒達は大興奮だった。

生徒達を送り出した後の11月15日の早朝、ミジュンは先日の夕方出て行った岬側から入って来るのではないかと思い、暗いうちから岬の先端の岩場に入った。空は快晴で星がきれいだ。しかし、少し波が高い。徐々に夜が明け薄明かりが辺りに広がった頃、予想通り沖からミジュンが近づいてきた。はやる気持ちをおさえルアーが届く距離までじっと待つ。キャスト圏内に入った時、突然周囲の海でガーラが暴れだした。第一投をキャスト。すぐにヒット。波は荒いが何とか取り込み、ナイフで締める。そして再びキャスト。ハンドルを2~3回巻いたところですぐにヒット。今度はドラッグを締め、強引に岩の上に抜き上げる。その間ミジュンはガーラに進路をふさがれ浅場へ移動することが出来ず、私の立っている岩の周囲に集まり始めた。ミジュンの第二陣、第三陣の群れも到着し、岩の周囲の海面すべてがボイル状態になった。まさにスーパーナブラである。キャストすればガーラやカマスがすぐにアタックしてくる。カマスはそのままリリースする。ガーラを4匹上げた後、これまでとは違う引きの魚がヒットする。岩に近づいて来るのを見たら何んとアカジンである。慎重に取り込む。しかし、丁度その時思いがけず大きな波が岩を洗い、岩の上のガーラが流されてしまった。締めていた2匹は近くで浮いていたので何とか取り込めたが、まだ息のあった残りの2匹はそのまま逃げてしまった。
しかし、悔やんでいる暇はない。まだナブラは続いている。気を取り直しキャストする。すぐにヒット。今度はカマスの様な引きである。強引に巻き上げていると、突然海の中から50~60㎝程の槍みたいな口ばしが現れ、短い下あごとでカマスをくわえた。そして鰓(えら)の所まで海面に魚体を出し、斜め上方を向きながら数メートルラインを出していった。

うゎー ・・・・・・・。カジキだ!!!!!。

波しぶきを上げ魚体が沈んだ後、ラインが緩みカマスの頭だけが帰って来た。カジキは2m位はありそうだ。タックルが小さすぎる。怖さもあり少し迷ったが、しかし、こんな機会は滅多にある事ではない。ヨッシ。狙う事にした。時間が惜しいのでルアーはそのまま同じものを使うことにした。何回か背びれらしきものが見えたのでその方向にキャストする。しかしなかなかヒットしない。ガーラがもう1匹上がった後、ナブラがしだいに収まって来た。ミジュンもすでに砂浜近くまで移動している。暫くするとガーラもカジキの背びれも見えなくなった。終了である。水平線から太陽が昇りかけていた。
翌日、今度はGT用の大型タックルを準備し万全の体制で出かけた。しかし、ミジュンが進路を変えたのか全くナブラは起きず、いつもの静かな海に戻っていた。

これまでリーフ近くでカジキがジャンプするのを一度だけ見た事はあった。またパヤオで釣ったカツオを追いかけてくるのは見た事があった。しかし2~3mの浅い海で磯からカジキがヒットしたのは生まれて初めての体験であった。そしてこれから後の私の人生おいても恐らく2度と無い体験だったと思う。素晴らしい時間であった。この様な豊穣な海に改めて感謝するとともに、本当に心の底からこの海を守っていきたいと思った。そしていつか私の子供や孫が同じような体験が出来るような海であってほしいと思った。そのためにも私達地元に住んでいる者は率先して海を守っていかなければならないと改めて思う。


今月の釣況
いつものポイントからミジュンがいなくなった。例年より早い。それに代わって自宅近くのポイントにミジュンが入って来た。このポイントはいつものポイントに比べガーラの型が平均的に良い。そしてカジキがヒットしただけでなく、初めて磯からアカジン(スジアラ)を釣った。



11月14日











オニヒラアジ  71㎝  3,7㎏  早朝  IP
先日から自宅近くのポイントにミジュンが入って来たので早朝から出かけた。ガーラが暴れている様子はなかったがしばらくキャスト繰り返していると、いきなりガツンときた。良い引きでラインもかなり出したが、根ずれする場所ではないので余裕を持って取り込めた。




11月15日











オニヒラアジ(3匹)  2,8㎏  2,4㎏  1,7㎏ 早朝 IP
 
アカジン(スジアラ)  1,6㎏

この日の釣況は上記の通りである。アカジンは沖釣で何度か釣った事があるものの、磯からは初めてであった。やっぱりアカジンは最高に美味しかった。




11月24日






















オニヒラアジ(上)?  33㎝  早朝  IP

ギンガメアジ(下)   36㎝ 

この日はガーラは見えなかったが、違う種類のメッキがミジュンを追い回していた。この写真は種類の違いを記録するために載せた。一番の違いは目の大きさである。




11月25日











 オニヒラアジ  66㎝  3,2㎏  早朝 IP
 ポイントに着くと同時にミジュンが砂浜の波うち際まで寄せられてきた。最初のキャストでヒットしたがラインを出していく途中でフックアウト。移動していくミジュンを追いかけ、群れの周辺にキャストしたら再度ヒットした。




11月26日











オニヒラアジ  70㎝  3,6㎏  早朝 IP
ミジュンが砂浜沿いに逃げていくのを追いかけ、群れの後方にキャストしたらヒットした。良い引きで朝から楽しめました。











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