2012年4月9日月曜日

「やんばるあっちゃー」について

しばらくPCの調子が悪くて投稿出来ませんでした。今日やっと回復いたしました。

さてさてー
今日は「やんばるあっちゃー」について少し述べたいと思います。

「やんばるあっちゃー」と言う言葉は、沖縄ではごくありふれた普通の呼称だと思います。
直訳すると「やんばるを歩く人」、あるいは「やんばるに通う人」と言う意味です。
「~あっちゃー」」とは「~を歩く人、通う人」と言う意味で、他にも「海あっちゃー」「山あっちゃー」と言うような様な使い方をします。

では、やんばるとは沖縄のどの地域をさすのでしょうか。
これについては諸説あるのですが、一般的に使われているのは恩納村、金武町から北の地域(北部地域)だと思います。「今」とあえて言ったのは時代によって変わってきたような気がするからです。一昔(40年以上前)だとやんばると言うのは国頭村、大宜味村、東村、三村を指す使われ方が多かったような気がします。そしてその意味も、今の様な自然がいっぱい残っていてドライブや観光に行く地域と言うよりも、ど田舎で不便で寂しい地域と言う少しマイナーな使われ方が多かった気がします。その時代に那覇などの都会に働きに出ていたやんばる出身の人たちも一般に「やんばらー」と言われ、働き者だけど粗野な田舎者と言う様な呼び方をされていたと聞いています。

しかし今では「やんばる」はメジャー化し、「やんばる~」と呼ばれるものがとても多くなりました。うれしい事です。私のブログでは「やんばる」を古い使い方のやんばる、すなわち国頭村、大宜味村、東村の三村を意味しています。私自身の感覚として名護市は「名護の町」であり、名護市以南の地域をやんばると呼ぶのにも少し違和感があるからです。この地域で生まれ、現在も家族ともども生活している場所であり、ほとんどの時間をこの地域で過ごている私にとってやんばるはやはりここだけです。。

近年、中南部や那覇に住んでいるけれども、やんばるが好きで、別荘や畑を所有し頻繁にやんばるに通う人も多くなりました。そういう方々も「やんばるあっちゃー」と呼ぶ人もいます。
しかし私のブログでは直訳の通りやんばるのいろんな場所を車で歩き、徒歩で歩き、仕事で歩き、妻と歩き、たまには座り、横になることを言います。

色々難しそうなことを書きましたが、実は最初から深く考えて付けたタイトルではありません。このブログは、娘夫婦が帰郷した時、ゆんたく(おしゃべり)の中で作ろうと言う事に成り、婿殿がほんの数分でぱっぱっと制作しました。そのとき「タイトルは?」と聞かれ、咄嗟に「やんばるあっちゃー」と答えてしまったのがこのブログです。上記の難しそうな事は後付けです。

少し婿自慢。婿殿は世界的に有名な某コンピューターメーカ-のバリバリのSEですが、私の娘にはもったいない位いい男で、よくぞうまくフッキング(釣り用語)してくれたと思っています。

長々と書いてきましたが、もう一つ「あっちゃー」は「明日」と言う意味もあります。やんばるの明日、やんばるの将来についての思いも今後自由気ままに、無責任に投稿していきたいと思います。
にほんブログ村 釣りブログ シニアアングラーへ にほんブログ村 地域生活(街) 沖縄ブログ やんばる情報へ